外壁リフォームは年々使用する塗料が進化してきており、紫外線に強いものやフッ素を配合して汚れや水を寄せつけないものまで登場してきました。
カラーに関しても以前のようなペンキで塗った人工的なベタ塗り感はなく、自然な印象の表面に仕上げることも出来るようになりました。
外壁のリフォーム事情を千葉市を中心にして考察してゆき、現在のトレンドを合わせて検証してゆきます。
どんな色が流行しているのか、塗料にはどんな機能があるのかです。
今の日本のリフォームトレンド
大きく分けて外壁リフォームに２つの種類があります。
ペンキをブラシを使って塗る塗装系の作業と、ボードを張る工法です。
どちらも外壁の美観を保ちながら建物を保護して、防水性を維持するために行います。
工法は違うものの目指すべき効果は同じになります。
塗料を使い塗ってゆく方法が施工では一般的です。
以前よりもペイント材の種類が大幅に増えており、美観に与える影響だけではなくその耐久性も変化しています。
フッ素系の塗料は主に高層ビルで使われることが多く、対候性が高く耐久力も高くなっています。
そのため定期的なメンテナンスが難しい高層ビルでは使われることが多いのです。
色褪せに強く紫外線を遮断することで知られています。
ボードを張る工法は塗装系よりも費用がかさむことになります。
耐用年数が高く印象をがらりと新調出来るので人気があります。
古い家の場合に選ばれることが多く、外壁の上にボードを重ねるためにイメージが一新されます。
人気の色は国によって違う
住宅事情は国によって異なります。
ある外国の都市では、屋根と壁の色は地域から指定されていて、違反すると罰則を課せられるのです。
これは町の美観を維持するために全体をトーンで統一させる取り組みであり、町全体をデザインとして統一させているからです。
赤い屋根で壁の色はベージュという家が何軒も連なると、見た目が整うので観光客にも強い印象を残すことが出来て街のアピールになります。
日本でも古い街並みを保存した集落がありますが、それに近いものなのかもしれません。
人気の色は国によって違います。
オランダなどは赤系が好まれる傾向があります。
外壁はレンガ色であるか、石の持つ色を活かすのはヨーロッパでは共通のことです。
陽射しの強い国では、屋根や外壁を純白や白系統の色にして、建物が光を跳ね返すちょうど鏡のような役目を担っています。
アメリカや日本の個人住宅はグレイカラーが選ばれることが多くあります。
何にでも似合う目立たないカラーであり、汚れも気にならないという特長があります。
